エッセンス・セラム・アンプルの違いについて
スキンケアの名称が多くてよく分からない!と思ってる人は多いと思います。
名称は分かるが、どんな違いがあるのか?どんな効果があるのか。
今回は特によく聞く、エッセンス、セラム、アンプルの3種類の美容液について解説をしていきます。
- 美容液どれを選べば良い?
- スキンケアの順番が分からない
- 美容液の違いについて知りたい
美容液の種類について
化粧水の効果をより効果的に、そして化粧水だけでは物足りない!そんな時に使用するのが美容液になってきます。肌への栄養を供給する美容液の種類として、エッセンス、セラム、アンプルがあります。
テクスチャーや効果が似ている為、どれを選べば良いか迷いやすいアイテムになってきます。
どれも肌ケアをする上で、段階的に必要な栄養成分を1~2種類の成分を集中的に濃縮に配合しております。
保湿、美白、しわ、シミ、弾力、など機能性成分を濃縮する事で、より集中的にケアすることができます。
エッセンス
化粧水よりも特定の成分を軽く濃縮して悩みに働きかける役割を持ちます。化粧水では物足りないと感じる時に、プラスの効果を求めたい場合に使用します。
【化粧水+α】【化粧水と美容液の中間】みたいなイメージ
化粧水に近いサラサラした水のようなテクスチャーで、肌なじみが非常によく、浸透性が高いです。
乾燥肌の方、乾燥する季節に取り入れると良いかもしれないです!
セラム
医療用語で【血清】を意味します。
一般的にエッセンスよりも成分の濃度が高い美容液になります。
血清が皮膚や細胞の再生を促進する作用をもっていることから、同じようにお肌の新陳代謝を促したり、美白や保湿、美白効果、アンチエイジングケアの効果を高めてくれる美容液です。
シワやシミなど特定の肌悩みに特化したケア、集中ケアができ、美容成分をしっかり補うことができるのがセラムです。
エッセンス<セラム
アンプル
薬液を封入した小さなガラス製容器に高濃度の美容成分を密閉した小瓶。よくパッケージにみられる!
エッセンスやセラムよりも美容成分濃度が高く、短時間で効果が表れるのが期待できる美容液になります。
肌トラブルを早く落ち着かせたい、時短で集中ケアをしたい、そんな方におすすめです。
テクスチャーとしては、粘度が高くとろみがあります!
エッセンス<セラム<アンプル
それぞれの使う手順
主に化粧水を塗った後に使用します。
また、水気が多いので、クリームを塗る前に使用することをおすすめします。
イメージとしては・・化粧水→(エッセンス・セラム・アンプル)→乳液・クリームの順番が良いと思います。
水分の多いアイテムから先に、油分の多いアイテムを後に使うのが基本です!
水分でしっかり潤いを与え、油分で保湿をするイメージ
美容液の選び方
乾燥肌や、脂性肌など、肌の状態によって必要な成分は異なります。理想の肌に近づく為には、自分の肌タイプを知ることが大事です。
かさつきが気になる乾燥肌
【高保湿成分】や【オイル】が配合されたものがおすすめ!
・高保湿成分
グリセリン、セラミド、アミノ酸など、高保湿の成分が配合されたものを選びましょう。
・オイル
与えた水分を蒸発させない為に、油分でしっかり蓋をすることが重要です。
スクワラン、ホホバオイル、など酸化しにくいオイル成分が含まれたものがおすすめ
脂性肌(オイリー肌)
【皮脂抑制成分】と【保湿成分】が配合されたものがおすすめ!
ピリドキシン、ライスパワーなどの皮脂抑制成分が含まれているものがおすすめ。
さらっとしてべた付かないテクスチャーになります。
また、肌表面はオイリーでも、内部は乾燥しているインナードライの状態である可能性があります。その場合はヒアルロン酸、コラーゲンなどの成分で保湿をしっかり行いましょう。
刺激が気になる敏感肌
刺激やかぶれ、肌荒れが気になる敏感肌には、肌への刺激が少ない低刺激の無添加のものを選びましょう。
主に、アルコール、香料などの無添加
黒ずみやたるみが気になる毛穴肌
過剰な皮脂の詰まり毛穴、加齢によるたるみ毛穴、角質肥厚による黒ずみ毛穴など、
毛穴が目立つ原因は複数あります。
肌を引き締めるビタミンC誘導体、肌の弾力を補うプラセンタ、レチノールが配合されたエイジングケア美容液、角質除去をしてくれるグリコール酸などがあります。
自分の毛穴悩みに適した成分を選びましょう。
まとめ
エッセンス、セラム、アンプルはどれも化粧水の後に使用し、美容液の濃度がそれぞれ違います。
美容液は、肌悩みに特化した成分を濃縮しているので、より集中的にケア出来ます。
濃度の高さを順位で表すと1番がアンプル、2番目がセラム、3番目がエッセンスになります。
お肌悩みが深刻で、特定な悩みがある場合はアンプル美容液を使用すると良いと思います。